述而不作 いにしえの未来

占い師の見てきた世の中を語ります 遥か古代から続く終わりの始まりを見据えて

いかにしてPCを廃止するか(私的環境オールクラウド化方策)

昨年あたりから、PCのあまりのつまらなさに辟易して、CADやなビデオ編集などいわゆるワークステーション的な使い方以外、PCなんてやめてしまおうと決意して次のように計画し、その一部を実施してみた結果を書きたいと思います。

 

1 外部ストレージの廃止(実施済み)

今年の4月にすべて廃止して、GoogleDriveに移行済です。唯一残っているのが128GMのUSBメモリで、これはレスキュー用だからやむを得ず残してあります。

 

これまで所有してきた極めて重要な映像音楽ファイルについて、実際のところは配信では出ていない音源や映像ソースがあるのですけど、それほど多いわけでもないですし、特に映画などというものは一度見てしまえば当分見ないものです。

 

闇金ウシジマくん(映画版)も5,6回見て満足しましたし、タルコフスキーとかキューブリック黒澤明のような巨匠の往年の名画も時々レンタルで配信されているのですから、それで良いものとします。

 

思い起こせば、iTunesが出たときに感動して膨大なCDを全部ハードディスクに取り込んで音盤を売ってしまい、大切に大切にバックアップを取りながら維持してきたのも今は昔。

 

一度割り切ってしまえばリソースと時間の無駄遣いだったという空虚な気持ちだけが残っています。

 

2 Bluetoothアンプの購入(導入済み)

 

音楽映画鑑賞はすべて配信にするということにしたわけですが、さらに馬鹿でかいわりに大して音が良くないアナログAVアンプは一切廃止することにしました。

f:id:sanayan999:20170822112847j:plain

こんな感じ。iPhoneの半分以下のサイズで、USB、アナログ、Bluetooth対応。音質も悪くないです。

 

もともと配信のために圧縮している音源を、さらに無線で飛ばすBluetoothは音質面でのデメリットは多々あって、実際に倍音の多い音源を出すと音が少しビビるのですけど、本気で音楽や映像を鑑賞したいときには有線ヘッドホンで聴けば良く、そういう時間は1日のうち1時間あるかないかなので、これもわりきってしまえば、ケーブル類を減らせてありがたいです。

 

で、聴いてみたところ決して悪くない音質で、昨今のデジタルアンプを侮るなかれという声はやはり本当だったようです。お値段3680円でしたので、この値段なら3年使って壊れても特に問題はないでしょう。

 

3 エンドポイントをどのように振り分けるか

 

目下、次のように計画し、一部はすでに導入済みです。

 

エンドポイント1 iPhoneSE(導入済み)

 

これは2016年購入ですから、あと3年は持たせる必要がありますが、当面何の問題もなく動いています。

 

用途は 日常生活全般。

 

エンドポイント2  iPad mini2(導入済み 買い替え予定)

 

2014年購入なので、来年後半あたりに買い替え時かと思われます。用途は読書と映画鑑賞とSNS。特にこれまでPDF化してきた電子書籍は自分の唯一の資産といってもいいくらいなので、まぁ大事にしていきたいと思います。

 

 

エンドポイント3  Amazon FireTV

これまでもっぱらPCでやってきた音楽/映像鑑賞を引き剥がすべく導入に踏み切ります。これらを切り離せば、PCで行うべき作業は端末エミュレータ操作と文章入力だけになります。

Fire TV Stick (New モデル)

Fire TV Stick (New モデル)

 

 

 

エンドポイント4  PC(現在のPCまたはChromebookなど)

 

KVM機能だけ残して可能ならばAmazon WorkspaceによるVDI環境に移行したいのですが、まぁ年間予算もそれなりになることだし、当面ChromeBookのようなものに移行してしまおうと思います。

 

これとは別途にLinux環境をクラウド上に用意して、遊んでみるということにしましょうか。

 

上記の目的で「さくらインターネット」のVPNCentOSWindows Server2012)にお試し加入してみた結果がこれです。

 

f:id:sanayan999:20170822113142p:plain

 

Windows Server2012(VPN)上で動作するTeraTermCentOS(VPN)を動作させています。両インスタンスともさくらインターネット提供。

 

さすがに、ミニマルプランということで動作は緩慢です。ビジネス用途でExcelを使うのならもう少し上位のプランにしておくと良いと思います。

 

2020年にWindows7のサポートが切れることで、おそらく企業からの大量の放出品が出回ると思いますから、来年に期待してみましょう。