述而不作 いにしえの未来

占い師の見てきた世の中を語ります 遥か古代から続く終わりの始まりを見据えて

2015-01-01から1年間の記事一覧

焼肉&ビール食べ呑み放題でモトを取っていく人たちの件(イッキ呑み厳禁)

忘年会シーズンにつき、あちこちで飲酒の機会が多くなるわけですが、こんな悲惨な記事を目にしました。 togetter.com これは一般的な飲み過ぎではなく、「飲み方がわからない」の類で、中学高校と勉強一筋だった子にありがちなことです。 せっかくなので、急…

(予想)紅白歌合戦 特別コーナー「戦後70年」を歌う シナリオ

まもなくNHK紅白歌合戦が開催されてお年越しになるわけですが、11月下旬に水木しげるさんが、12月上旬に野坂昭如さんが逝去され、いわゆる「戦争の語り部」(とは言っても、反戦平和運動をやりたい戦後世代からのオファーに答えてのことだと思いますが)二人…

ビートルズが苦手なワタシの「ビートルズ・マイ・ベスト」

私が「ビートルズをほとんど聴いたことがない」と言うと、ご同輩の大半が「知らねーの!??」と驚きの声を上げることが多くあります。 その理由について、彼らの活動期である1960年代には、幼い、或いはまだ生まれていないなどの理由で聴けないかったという…

《繰り言》ニッポン限定 マル・ウォルドロンとジャッキー・マクリーンのクリスマスディナーショー(笑)

日本における洋楽受容の歴史は、仕方がないことではありますが、レコード中心です。アメリカなりヨーロッパなりでミュージシャンがリアルタイムでやっていることと、日本での洋楽文化で盛り上がっていることとが相当に異なるため、なにかと珍事が発生いたし…

J-POP海外進出して失敗 これは「真珠湾奇襲攻撃成功の夢よもう一度」です

1960年代に坂本九さんの歌う「上を向いて歩こう」が全米ヒットしたのは事実ですが、これをもって日本のポピュラーミュージックが世界に認められたというわけではなく、これは作曲者の中村八大の書いたメロディが素晴らしかったからでしょう。 それ以降も…

《繰り言 音楽ネタ》マイルス・デイヴィス1983年来日コンサートの思い出

1980年代は、日本も金満になったからなのか、世代交代であいも変わらずの股旅演歌や極道演歌を好む人が減ったからなのか、やけに大物外国人ミュージシャンの来日が多くなったように思います。 そして、その頃、私は「極めてヒマ」だったため、結構多くの…

《占い師のセキララ》ぶったまげ占いの記録

占いのお客様は99%までが女性です。 ただ、男性の占い依頼も稀にはあるのですが、その稀にしかない事例がかなりぶったまたものなので、よくあるパターンを2、3紹介したいと思います。 1 会社のプロジェクトチーム編成 5人くらいの男性の生年月日を提示…

特にMacファンではない私のEL CAPITAN感想

表題にあるとおり、私はApple製品のファンというわけではなく、現在のMacOSXは下でUNIX系OSが動いているので、メインフレームからUNIXへの移行期を経験した人間としては、WindowsよりわかりやすいというだけでMacを使っています。 先日リリースされたMacOSX …

Amazonだけ利用して自宅から一歩も出ない計画

Amazonが、日用雑貨や食料品などの定期宅配(Amazonパントリー)やビデオレンタルを始めたことで、我が家は自家用車で数分の位置にスーパーマーケット、DVDレンタル、ブックオフなどがあるにも関わらず、原則として自宅から一歩も出ない生活を開始しました。…

川島なお美さん逝去に思う~占い師の視点から<無理は禁物>

女優の川島なお美さんが逝去されたのは9/24のことで、同時に北斗晶さんが乳がんの全摘手術を受けたという報道が流れたものだから、同世代の、特に女性を震撼させているものと思います。 www.nikkansports.com 川島なお美さんに関するWikiやオフィシャルサイ…

EPOさん新譜「愛を?LOVE IS ON?」/一応の夢があった頃のJ-POP復権

いったい何がどうしたものやら、J-POP大御所のニューアルバムが9月に続々リリースされ、私の確認した限りではつぎのとおりです。 矢野顕子さん 中島みゆきさん 高中正義さん コシミハルさん(マイナーですが実力者です。) そして EPOさんです。 今回、EPO…

楽しい連休/音源整理で"ダメなCD"をディスクから削除

シルバーウィークとやらで、ありがたく5連休を頂戴しましたので、前々からやりたかった、自分のHDDに残っている「ダメなCD」の音源除去作業を開始しました。 音楽配信ビジネスのご時世に、90年代のCDブームの頃に乱発されたダメなディスクの音源は容赦なく削…

2015年8月の出来事(安保天津五輪終戦)

戦後70年目の今年、当然、敗戦記念日のある8月にはいろいろな出来事があるだろうと思っていましたが、予想どおりのこともあれば、予想外のこともあったので、あれやこれやと記録しておきます。 (1)天津大爆発 中国にて大量の毒物貯蔵庫が爆発したとの…

つまらないJ-Popと間延びした讃美歌論(日欧原語の情報量について)

「最近のJ-Popはつまらない」のではなく、昔も今もつまらない歌というのは常に存在するので、どこぞかのお店のBGMで流れていた「一般的なところで」つまらないJ-Popの歌詞。(記憶より) ♪もしも、この世に奇跡がひとつだけあるのなら、それは君と出会えたこ…

【自作チーズ計画】くさやチーズ(でも激臭ではなかった)

コーヒーのつまみとして無難なもののひとつがチーズですが、ナチュラルチーズはやや高価で日持ちが悪く、プロセスチーズはいまひとつ味わいがありません。 そこで、なんとか強烈な個性を持つプロセスチーズが作れないものかと思って実行に踏み切りました。 …

疚しさが積もる戦後70年 「礎論」と「安部総理談話」

今年は戦後70年ということで、またぞろ「あの戦争を語り継ごう」という企画をあちこちでやっているのですが、いわゆる大東亜戦争がなぜ起こり、どのように終結したのかについては語り尽くされているし、資料も残っているのですから、私はむしろ「戦後」を語…

低音デュオ「ローテーション」CD感想 「低音」についても考えてみたの件

バリトンの松平敬さんと、チューバの橋本晋哉さんのユニット「低音デュオ」のアルバムがリリースされましたので聴いてみました。YouTubeで散発的に音源は上がっていましたが、解説とともに聴けるのはありがたいことです。 ローテーション アーティスト: 松平…

お盆なので墓参りに行ってきた 変な墓碑銘の話

世間様では、盂蘭盆ということで墓参りに行ってきました。私の両親も家内の両親も同じ霊園に墓があるので、両方にお参りし、かつ親戚筋の骨堂が禅寺(曹洞宗)なので、そちらにも行ってきました。 以前から、「この墓あるいは骨堂は一体何なんだろう?」と首…

土岐麻子ニューアルバム「Bittersweet」40歳の女性は何かとお疲れさまな件

一応のジャズヴォーカルも歌いますが、どちらかといえば80年代風味のライトなポップミュージックのテイストを得意とする土岐麻子さん、2年ぶりのオリジナルアルバム「Bittersweet」発売、同時にコンサートにも行ってきましたので、そちらのレビューも併せて…

シュトックハウゼン「シュティムンク」コンサート ちょっと変わった聴きどころなど

カールハインツ・シュトックハウゼンの1960年代後半作品「シュティムンク」が、大阪万博以来45年ぶりに日本で再演されます。 サマーフェスティバル2015 サントリー芸術財団www.suntory.co.jp この時期の作品群は「前衛の旗手が煮詰まって神秘主義に走ってオ…

冥王星にハートマーク でも蠍座の女の運命はきっと変わらない

なにやら冥王星探査機が地表を写すと大きなハートマークが存在したとのことで、宇宙に夢を膨らます人も多いでしょうし、同業者の占い師さんの中には冥王星が担当する「さそり座」の運勢を変え出す人がいると思いますけど、私は変えません。 冥王星ヤバイ!地…

アップルミュージック 配信音楽がついに国内問題になっている件について

Apple Musicが本格配信サービスに乗り出したことでブロガーがさまざまな賛否意見を出していますが、ついに国営放送であるNHKまでが「クローズアップ現代」で特集番組を放送したようです。 私は放送を見逃したのですが、概要がアップされていましたので、まず…

国立大学学部見直し>文部科学省が屈服した模様

公開していなかったので、やや時期遅い感じですが 文部科学省が経済界の要求に抗いきれずに、国立大学の特に文系学部の見直しを求めたとのことで、これについて大前研一がどういうわけなのかマサチューセッツ工科大学に倣えというご意見の寄稿の模様です。 …

変なクラシック音楽(19世紀以前)まとめ

いわゆる「20世紀音楽(特に前半)」は、作曲家が「変」を競い合っていたようにも聴こえるのですが、19世紀以前の作品をよく調べると今の耳では十分に変な作品が多いということで、それらの作品をまとめてみました。 (1)ヴァンハル「交響曲ハ長調」 youtu…

(読書感想文)新垣隆「音楽という真実」~ダイナソーの化石

音楽という<真実> 作者: 新垣隆 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2015/06/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 佐村河内守という「作曲家」の作品は、実は新垣隆さんが佐村河内氏からの オファーにより書いていたという、「現代音楽某重大事件…

蕩尽の哲学 葬式代が何故高かったのか

葬式代が何故高いのかについては、坊主が金儲け主義だからとか、斎場が仲介してマージンを取るためだとかいう説があって、確かにそれは当たらずとも遠からずであろうとは思います。 ほとんどの場合、僧侶を呼んで仏式で葬儀をあげるのでしょうが、実は寺のほ…

カッコ悪い洋楽カバー(まとめ)

歌謡曲とかJ-Popとかいうのは、股旅ソングや、お座敷小唄や、韓国歌謡やらが洋楽が混ざったような、ある意味で奇妙な音楽ですので、良い洋楽があると取り入れてカバーして、なんだかカッコ悪いという例が多々有ります。 伊集院光氏の御功績も手伝って、それ…

先入観「オソロシイ音楽」(現代音楽/フリージャズ)の楽しい出会い

N/Y アーティスト: 新垣隆吉田隆一 出版社/メーカー: APOLLO SOUNDS 発売日: 2015/02/11 メディア: CD この商品を含むブログ (1件) を見る 2014年現代音楽某重大事件において、すっかり有名になった作曲家/ピアニストの新垣隆さんが、バリトンサックスの吉…

4文字略語は意味を崩壊させる法則

日本人は、英語を話すのがカッコ良いとする文化と、公然と英語を話すのは気恥ずかしいことだという、両極端の価値観の間で引き裂かれていて、結局、何一つ外来語を理解していないという意見があるようです。 ことに、長い外国語をカタカナ語にして、それを4…

相性占いの前に押さえておくこと「男(女)とは何か」

いつも相性占いをやっていると、確かに「素晴らしい相性のカップル」は稀に見つかるのですが、その逆に決定的にダメな相性も滅多にありません。 むしろ、相性の善し悪し以前に、「男とは何か」「女とは何か」という基本ができていないと、どんなに素晴らしい…