述而不作 いにしえの未来

占い師の見てきた世の中を語ります 遥か古代から続く終わりの始まりを見据えて

J-POPしか聴かない妻がクラシックやジャズについて述べたコメント集

音楽の趣味は人それぞれですから、「この曲を聴いて感動するべきだ」などと強制するのは、他人の内面の自由を束縛する野蛮な行為です。

だから、私が聴いているクラシックやジャズ(ときどきロック)について、「全く感動しない」という人がいるのは当然のことなのですが、J-POP好きな私の妻の場合は、各々の楽曲についての一言コメントがあまりに面白いので、以下にまとめてみました。

 

1 グリーク作曲「ペール・ギュント組曲」より「朝」

 

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妻「ああ!知ってる!ドボルザークの"家路"でしょ」

 

どっちも学校で流されるからしかたがないかも。

 

 

2 バッハ作曲「(いわゆる)シャコンヌ

 

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 妻「ノコギリ節」

 

私の家のオーディオがダメなんだろうか・・・

 

3 チュニジアの夜

 

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妻「何?このチンドン屋みたいな曲」

 

確かに、そう聴こえるかもしれません。

 

4 レッド・ツェッペリン天国への階段

 

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妻「めそめそ歌い出して、後半にいきなり発狂する曲」

 

HR/HMの聖歌に対してこの感想org

 

5 シュトックハウゼンシリウス

 

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妻「お茶目でカワイイ曲」

 

そうとう大変な曲なのですが・・・

 

妻に限らないのですが、大半の人はクラシック音楽というものはベートーヴェンであろうがマーラーであろうが「オーケストラの音」としか認知していない人が大半だろうと思います。(室内楽はどうなのかよくわかりません)

 

また、「私は"音楽"には特に興味がない」と言う人でも、好きな歌のひとつや二つはあるものなので、"うた"は歌であって音楽ではなく、クラシック音楽のような長大なオーケストラ作品はすべて「伴奏」に聴こえるようです。

 

それであっても、就活の履歴書や婚活のプロフィールには「趣味:音楽鑑賞(クラシック)」と書きたい人がそうとう多いのも事実であって、いわゆる音楽の裾野を広げるさまざまな活動をなさっている人たちは、こういう一般ピープルのニーズにも応えて差し上げる必要もありそうです。