述而不作 いにしえの未来

占い師の見てきた世の中を語ります 遥か古代から続く終わりの始まりを見据えて

今日から無期雇用社員になりました

就活といっても、もう遠い昔の話。やりがいも潤沢な給与も要らないから安定した雇用だけを求めて寄らば大樹の大企業に入社してはや幾星霜。

確かに、クビも倒産もなかったけれども、代わりに待っていたのは地獄のような繁忙転勤。

行く先々で余所者扱いされるのはまだ良いほうで、「もうお前は永久に地元に帰らずこの澱んだ田舎町で暮らしてここに骨を埋めろ」とばかりの恫喝じみた無言の圧力にさらされ、気候の違いや田舎の閉鎖性などに疲れ果てて退社。

やっと今の会社に拾ってもらって転勤のない契約社員としてつとめだして5年。晴れて定年までこのまま働ることができる「無期雇用社員」になりました。

 

雇用の流動化をやってはみたものの、社会混乱を招いただけだったのだと思いますし、安倍政権時代に実現した各種政策の中では評価に値するものだと思います。


あらためて90年台の就職氷河期と中高年リストラの憂き目に遭った人は気の毒だと思います。特に氷河期世代に対しては何らかのポジティブアクションを行って、救済手段を講じないと、新たな社会不安を招くだけだと思います。

そういうわけで、今日は自分にとっても復活祭(イースター)になりました。