述而不作 いにしえの未来

占い師の見てきた世の中を語ります 遥か古代から続く終わりの始まりを見据えて

引越回数20回を超える転居の達人が語る引越しのコツと恨み言(1)

人が引越しをする理由はいろいろあるでしょうが、おおむね次の3点に絞られるのはないかと思います。(持ち家を除く)

 

1 転勤、進学、家族数の変動など

2 愛隣関係で問題がある

3 結婚

 

この3つを全部経験し、その結果、引越しが20回を超えている私が、これまでの引越し記録を書いてみました。何かのご参考になればと思います。

 

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1 生家

 

・年数 10年

・ステイタス 田舎

 

ボロとはいえ一戸建て、父親の鶏小屋があったり、畑があったりしましたが、なにしろ幼少時代に住んでいたので、覚えていることはほとんどなし。父親の転勤に伴い転居

 

2 社宅その1

 

・年数 1年

・ステイタス とてつもないど田舎

 

会社都合で仮住まいしたものの、同じく会社都合で市内の近傍の別社宅に転居。落ち着かぬこと甚だしい。

 

3 社宅その2

 

・年数 9年

・ステイタス とてつもないど田舎

 

一応落ち着いて住んだ家。思春期をここで過ごした思い出深い家。父親の退職と私の進学に伴い転居

 

4 賃貸住宅その1

 

・年数 半年

・ステイタス おおむね都会

 

極めて住み心地の良い家だったのですが、すでにマンション建設のため売却予定だったにもかかわらず、不動産管理会社が「空き部屋」というだけで売りに出していたので迂闊にも入居。仕方なく市内の近傍に転居。転居費用はオーナー持ちであるとはいえ、腹のたつことである。

 

5 賃貸住宅その2

 

・年数 1年

・ステイタス おおむね都会

 

やっと落ち着いて住めると思ったら、父親が病気急逝。ある程度歳をとって落ち着きついでに油断してしまうと病魔に襲われがちだという訓戒を残し、母親と二人暮らしにぴったりの市内近傍に転居。まぁこれもやむを得ず。

 

6 賃貸住宅その3

 

・年数 2年

・ステイタス おおむね都会

 

本来もっと住みたかったところですが、就職に伴う赴任地が地元ではなかったため、やむを得ず転居。独立心ではありません。

 

7 独身寮空き待ちのタコ部屋

 

・年数 一ヶ月

・ステイタス 中程度の田舎

 

独身寮に空き部屋がなかったため、体よく作業員休憩所に押し込められる。社会人一年生の緊張感に加えて、道路沿いの建物だったため、自動車の音(暴走族ではない)が気になって、相当な不眠症になって下痢も止まらず、なんとか一ヶ月で脱出。よかったよかった。

 

8 独身寮空き待ちの社宅共同生活

 

・年数 半年

・ステイタス 中程度の田舎

 

それでも独身寮に空き部屋が出ず、一世帯用の社宅の一室に三人で共同生活。プライバシーも何もなし。大好きな音楽を聴くこともままならず、休日はほとんど外出ばかりしていた。

 

9 独身寮その1

 

・年数 3年

・ステイタス 中程度の田舎

 

やっと貸与された独身寮の一室。一応の世帯主権限を獲得!! とはいえ、自分の部屋は食堂兼談話室の真向かいだっただめ、酒盛りや麻雀が始まるとやはり相当にうるさい上に、市民オーケストラでトロンボーンを吹いているとかいう男が休日になると、仲間を呼んできてパート練習をやっているものだから、結局、自室は寝るだけという生活に変わりはなし。落ち着かないことである。

 

10 独身寮その2

 

・年数 1年

・ステイタス おおむね都会

 

転勤により、親の家のある街に戻ったものの、親が提示した入居条件(毎月◯万円 家に入れる)よりも、独身寮のほうが安上がりだったため、引き続き独身寮住まい。

 

山の上にあるので夜景が展望できるステキな部屋でしたが、そういうものは展望台やホテルで見るべきもので、自室から見えても何も楽しくないということを発見。

 

11 親元

 

・年数 2年

・ステイタス おおむね都会

 

理由は不明ながら、親元に戻り、ありがたく給料の大半を自分のモノにして、その金で借金(車のローンなど)を返す。金は天下の周りものという俗諺を実感。

 

12 社宅その3

 

・年数 2年

・ステイタス おおむね都会

 

結婚のため、初めて自分で世帯を構えるための社宅に入居。社宅というのは同じ会社の社員の家族が住んでいいるため、上階の騒音がうるさくても言い出せず、忍従の日々。そのうち自分の転勤に伴い転居。よかったよかった。

 

13 賃貸住宅その4

 

・年数 2年

・ステイタス 田舎

 

初めて自分の稼ぎで住んだ2LDKの賃貸住宅。やはり隣家の騒音に耐えられず2年で転居。無念

 

14 賃貸住宅その5

 

・年数 2年

・ステイタス 田舎

 

オートロック&オール電化のマンション。こんなステキなマンションは生まれて始めてで感動したものの、住居がステキだと出不精になって精神的にはいろいろと問題がが出るものだと実感。転勤のため転居。

 

15 社宅その4

 

・年数 一ヶ月

・ステイタス 都会

 

上階の娘さんがフルートとピアノを各1時間ずつ練習するという壮絶な家であることに加えて、2時間近い通勤の苛酷さに耐え切れず脱出。

 

16 賃貸住宅その6

 

・年数 2週間

・ステイタス 都会

 

通勤時間を再優先して駅まで5分の物件に転居。しかし早朝から深夜まで響く列車の音に耐えかねてここも転居。

 

17 賃貸住宅その7

 

・年数 1年間

・ステイタス 都会 

 

やっと安心できる物件に転居。2LDKだったものの、バス・トイレ共通だったことが唯一の不満。転勤のため撤収。

 

18 社宅その5

 

・年数 3年間

・ステイタス やや都会

 

仮住まいのはずだったのですが、いよいよ転居も面倒になったので結局3年ほど住むハメになる。退職と同時に退去。

 

19 賃貸住宅その8

 

・年数 3年間

・ステイタス やや都会

 

可もなく不可もない物件。

 

20 賃貸住宅その9

 

現在住んでいる建物。

 

ひとつの建物に住んでいる年数が平均2年間もないという、信じがたい実態を今かみしめています。