Amazonだけ利用して自宅から一歩も出ない計画
Amazonが、日用雑貨や食料品などの定期宅配(Amazonパントリー)やビデオレンタルを始めたことで、我が家は自家用車で数分の位置にスーパーマーケット、DVDレンタル、ブックオフなどがあるにも関わらず、原則として自宅から一歩も出ない生活を開始しました。
詳細は次のとおりです。
1 レンタルDVD(TSUTAYA)の利用を廃止
相当前から感じていたことなのですが、TSUTAYAの検索端末は効率が悪すぎます。
フリーキーワードで探すのはいいとしても、「今の気分で探す」などというメニューがあり、凡そ私は「今日は泣きたい気分」だから、泣ける映画を借りにいくなどということはいたしません。
難病の花嫁とか健気な動物とかが主演する映画は、泣ける映画ではなく「お涙頂戴の映画」であって、そうしたものを鑑賞して泣いてすっきりするというのは馬鹿げたことだと私は思っています。
また、たとえば黒澤明の「羅生門」はレンタルとしては旧作だから借り賃が安いのは当然ですが、少なくとも「昭和思ひ出映画」などと称して、「社長シリーズ」や「無責任シリーズ」などと同一箇所に陳列するのは、失笑ものであり、一方で、人気ドラマがDVD化されると、「新作」「準新作」として、その陳列場所に置かれているため、借りようとして店のスタッフに尋ねても、もはやスタッフですら探し出せない事態が起きています。
さらに、某自治体にてTSUTAYAと自治体首長による好ましからざる提携も噂されていますから、これを契機にTSUTAYAには行かないこととして、Amazonでレンタルするか、直接購入することにします。
5年くらい前は、ブックオフで気に入ったリサイクル本や洋服を買い、ユニクロで定番服を買うのが楽しかったのですが、昨今、ブックオフで長時間かけて掘り出し物を探すよりも、Amazonで中古本を買えば数百円で済みますし、気に入った本はまとめて電子化(スキャン)業者に出せばPDFにして端末で読むことができます。
もちろん、パブリックドメイン本はKindleで0円〜50円で売られています。
さらに、ユニクロのあの面白みのない服を買わずとも、Amazonで程よく個性的なアメカジ服がユニクロと変わらぬ値段で売られているので、原則としてこちらを利用します。
よって、ヒートテックのような機能性に富んだ下着など以外、ユニクロで服を買うのはやめます。ブックオフには二度と行かないことに決めました。
3 スーパーマーケットは生鮮食料品の購入以外には利用しない
私は、アメリカ型スーパーマーケット「コストコ」をよく利用するので、精肉類やチーズ類、ベーカリーの購入はこちらを利用し、それ以外の青果や鮮魚の購入にのみ近所のスーパーマーケットを利用することにします。
4 コンビニはキャッシュディスペンサー利用時または急に消耗品がなくなったときに利用
昨今、「コンビニのファミレス化」が進行していて、実際にファミレスで食事を取るよりも安いのでうっかり使ってしまいそうですが、実は、結構なムダ使いをしていることが判明しました。
自宅で上手に料理を作れば、コンビニに行かずとも済み、きちんと外食をしたい時にはそれ相応の店に行くというメリハリを付けるべく、コンビニはキャッシュディスペンサー利用時または急に消耗品がなくなったときにのみ利用します。
5 もとから用事のない場所
- 居酒屋・飲み屋
- パチンコ屋
- 家電量販店
- カラオケボックス
こうした場所には、数十年も行っておらず、今後も行く予定はありません。
かくして外出は週に一回
勤め先のオフィスに顔を出すときには、送り迎え付きになっているので、事実上、外出していないのと同じで、自分から積極的に外出するのは毎週土曜日にお気に入りのカフェに行ってくつろぐときだけにしておきましょう。
さて、この自宅籠城計画、私の人生にプラスとなるかどうかは不明ですが、少なくとも無駄金を使う機会は減って、より合理的な生活になるものと信じています。