述而不作 いにしえの未来

占い師の見てきた世の中を語ります 遥か古代から続く終わりの始まりを見据えて

(身辺雑記)2回めの総入れ歯が堂々の完成

せっかくはてなのブログを有料の「PRO」にしたのに、あまり記事数が増えていない理由をあれこれ考えるに、どうも立派な文章を書こうとして気負いすぎているから、逆に書くことがなくなるのではないかと思い至った次第です。

2000年頃に大流行した個人ホームページが次々と姿を消していったことがあるのですが、とある友人に云わせると「彼らはホームページに何かの論壇のようなものを期待していて、やってみるとあまりの反響の無さにがっかりして更新する気力がなくなったのではないか」

今でもブログにその手の論説の場を求める人もいますが、むしろTwitterのまとめやFacebookのグループでの交流を通して、さまざまな意見を総合したうえで何か書くか、そうでなければ、むしろ身辺雑記のほうがそれなりに楽しく書けるし、よほど下衆な内容でもない限り読んだくださるほうも楽しめてよいかということで、今回の標題になった次第です。

総入れ歯になった経緯

まず私の母親は私が幼少の頃にあまり歯磨きを教えてくれなかったということがあります。もともと子どもの歯は大人になるまでに抜け落ちて永久歯に変わるわけですが、万事ものぐさだった私は真剣に歯磨きに精を出すわけでもなく、その結果常に虫歯に悩まされてきました。

これだけなら、よくある話なのですが、すでに20代の頃に「歯磨きって面倒くさい。総入れ歯にならないかな」と心の奥底で思っていたのが、40歳を過ぎて見事に実現しました。

総入れ歯になると

まず歯磨きが不要になります。寝る前に外して洗って入れ歯洗浄剤に漬けておけば、翌日にはきれいになっています。

他人からは「いつもキレイな歯並びの人」に見えます。

もう夜も眠れぬ歯痛に悩まされることもありません。

食べ物のカスが入れ歯に挟まりやすく、よく口臭の原因になりますので、食事をしたあとは水道やトイレで洗うほうがよいでしょう。

ただし、自然の歯に寿命があるように、総入れ歯にも寿命があって、次第に物を噛む力が弱くなります。

そうすると、食事をしているときに十分に咀嚼しないで噛むものだから、よくのどつまりを起したり、むせ込んだりしますので、このままでは誤嚥性肺炎でも起して悲惨なことにもなりかねず、先月から通い始めて医師に頼み込んで歴月一ヶ月の総医療費でなるべく2万円を超すように通院を調整してもらいました。

協会けんぽ加入者なので、ひとつの疾患につきひとつの医療機関での窓口支払額が2万円を超すと差額が還付される仕組みをうまく利用し、今回は総額約24,000円になりましたから、マックス2万円で済みました。

決して安い金額ではありませんが、一度できれば何年も使うものなので、ありがたい話だと思います。

これまでしばらく我慢していた硬い食べ物も安心して食べられます