述而不作 いにしえの未来

占い師の見てきた世の中を語ります 遥か古代から続く終わりの始まりを見据えて

応用情報技術者試験を受けるにあたり(来春受験予定)

私は社会人になって以来、一貫して生粋の事務屋です。事務屋をやるにあたって有効なスキルといえば、簿記会計か高度な法令解釈くらいなもので、つまり会計学か法学をやってきた人以外はあまり特別なスキルは必要ありません。

とはいうものの、この先どんどん先細りになっていくであろうこの職種で生きていかざるを得ない以上、なんらかのスキルが必要になるわけで、私の場合は得意分野といえばIT関連くらいしかなく、ちょうど今年の春に「情報セキュリティマネジメント試験」に合格したのを契機に、ついにエンジニアの領域に足を踏み入れる「応用情報処理技術者試験」を受けることを決意した次第です。

 

難易度

難しいというよりも、出題範囲が広すぎることのほうが大変です。特に事務屋にとって極めてツライのはアーキテクチャアルゴリズムですが、過去問からの流用も多いようなので、ひたすら過去問を解いてアタマに叩き込んだほうが良いと感じます。

データベース(SQL)は、90年代にもうちょっと真面目にやっておけばよかったと後悔しておりますが、まったく知らないわけでもないので、記憶の糸を手繰り寄せながらやっていこうと思います。

法務とシステム監査は、事務屋にはかなり有利ですし、セキュリティはすでに合格した「情報セキュリティマネジメント試験」程度の知識があればよさそうです。

厄介なのがネットワークです。ユーザーレベルでの知識しか持ち合わせていないので、重点学習が必要になりそうです。

プロジェクトマネジメント、ストラテジ、サービスマネジメントなどは特殊用語が多いものの、事務屋にとっては比較的取り組みやすい分野かと思います。

現在、午前問題の模擬試験の得点は60点前後なので、これでは覚束ないですから10月までは80点近く取れるようになるまで、継続学習です。

 午後問題対策

午後問題も選択式により生粋技術系の出題をなるべく避けることができるようになったので、すでに選択科目は決めてしまいました。必修の情報セキュリティに加えて、選択式のプロジェクトマネジメント・サービスマネジメント・システム監査・ストラテジです。

今年10月までは午前問題の正答率向上を行い、11月から午後問題対策を一気に進めます。

合格すると

会社から報奨金30,000円+受験料負担があるほか、最終目標である高度情報試験の午後Ⅰ問題を免除されるので、一気にどれかを受けてしまおうと思っています。

事務屋としてはずっと二流だった自分の誇りの回復をかけて取り組みたいと思います。

仮に落ちても受験料5800円がフイになる程度のことなので、次を狙えばよいだけです。継続は力なりで精進したいと思います。