述而不作 いにしえの未来

占い師の見てきた世の中を語ります 遥か古代から続く終わりの始まりを見据えて

老後貯蓄2000万で不安にかられて我が家の予算を見たら本格的にカネがない(借金もないが)

あらゆる方面で集中砲火を浴びている金融庁のこの報道。別に意外な話ではなく皆が普通にそう思っていたところに、国がお墨付きを与えて「資産形成していない人は野垂れ死にですよ」と言ったものだから、まったく参議院選前にくらい情報を提供してくれたものです。

https://diamond.jp/articles/-/206035

とはいうものの、野党が結託してこれを政争の具にしてしまうと、また「ダメな野党が文句ばかり云っている」の構図になってしまい結局自民党の勝利に終わると思います。

 

さて、この問題。他人様のことは気にしないことにして、自分の今の家計状況が著しく不安になったので、改めて我が家の2018年度の家計構造を詳細に分析してみた次第です。その結果をなんとなく公開してみたいと思います。 

家賃

給料の23%を占めるので、巷間言われる「給料の25%が限度」のギリギリを占めています。

転勤族の家に生まれて転勤族になった自分は相当たくさんの賃貸物件(社宅も含む)に住んできましたが、「通勤の利便性」「買い物の利便性」「閑静な自然環境」の3つのトレードオフした場合、これまで通勤の利便性を最優先に考えた物件ばかりに住んできました。

しかし、すでに在宅ワーカーとして働き通勤者ではなくなった自分としては、閑静な住環境を最優先に考えた結果、かなり広すぎて古いけれども造りのしっかりして戸建てに住んでいます。

我が家の前の通路(市道)は行き止まりになっているので、家の前を往来する車は宅配便か郵便局かあるいは何か必要があって呼んだ業者に限られますので、非常に静かです。森と川の傍ですから、鳥のさえずりも聞こえ今まで住んだ中で最高の環境だといえます。

これまで通勤には便利なものの狭くて近隣の物音が気になるような物件に住むとどうしてもストレスがたまり、頻繁に外出したり旅行に行ったりして結局カネを使ってしまうのです。よって、このままで良いのだと考えて住まいそのものを楽しむ生活にシフトしました。

 

食費

実はこれも収入の23%を占めます。もっと節約できないのかと多くの人に云われるのですが、我が家は酒とタバコ一切やらず、代わりに外食も含めた食費はレジャー経費とも考えられるので、これも仕方がないのだと思います。

 

医療費

あちこち持病があって、収入の13%を占めています。カネがかかりすぎるのは病院の検査漬けもありますし、高価な新薬を処方してもらっているせいもあるのですが、とにかくこの比率はただことではなく、かといって通院を止めるわけにもいきません。

とにかく、高価な薬の後発薬品が早く出てくれることを祈るのみです。先発薬品でも実績の十分にあるものは薬価が下がる傾向にあるので、期待しておきましょう。

 

それ以外

割と高級なお香、割と高級な中国茶、ベラボーに高い本(内容が特殊なので)などが僕の道楽経費を圧迫しているのですが、仔細に分析した結果ヒマつぶしにブックオフに行ったときにまとめ買いしてくる中古本が積もり積もって結構なカネになっていることと、ハードウェア代(昨年iPadと関連製品を買った合計約10万円)が、結構な赤字をもたらしていることに気が付きました。

先日ラジオを聞いていたら、家計コンサルタントなる人が「家計簿は入出力の記録をつけるだけで、なぜ買ったのか本当に満足しているのかの記録がないから節約にならない」と云っていましたので、たしかにそうだなと思った次第です。

今年度後半で10万円の赤字を取り戻さねばならない。と悲壮な決意により、これまでに買ったはよいけれどそれほど満足していないものをリストアップして、次回以降そういうものは決して買わないようにしようと思う次第です。