述而不作 いにしえの未来

占い師の見てきた世の中を語ります 遥か古代から続く終わりの始まりを見据えて

iPadOS登場の報~ついにAppleに裏切られた!

平成の最後の数年間、私はずっと「いかにしてPCを廃止するか」についてずっと考えてきました。理由は特にないのですが平成という時代を象徴する「PCとインターネットブーム」を、平成とともに終わらせようと思ったからです。

 

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インターネットブラウジングと生産性向上、そして読書や音楽映画鑑賞すべてタブレット1台で済むようになってきて、いよいよPCが要らなくなるはずだったのですが、iPadの場合は次の問題点があり、踏み切れないでいました、

(1)外付けポインティングデバイスが使えない。(細かな操作が苦手)
(2)外付けストレージが使えない
(3)DVDエンコード(適法なもの)など負荷のかかる作業ができない
(4)仮想マシン上でLinuxが使えない

(1)の問題はApple Pencilの購入でかなり解決。(2)の問題はオンラインストレージの利用で解決。(3)の問題はそもそも頻繁に行う作業ではないので、ネットカフェにでも行ってやってくれば済む。(4)の問題は外部クラウドサービスを利用すれば済む。

ということで、考究を重ねたのですが、「IPサイマルラジオ放送の予約録音ができない」という些細な問題の前に挫折し、かつ、すでに鎮座しているPCを売り払っても2万円程度のカネにしかならず、あまり大掛かりなことをしないほうがよいだろうと諦めて、令和の時代を迎えました。

そんなところに、寝耳に水のiPadOS登場の報

https://www.apple.com/ipados/ipados-preview/

 

まだプレビュー段階なので、実態はわからないのですがメイン機能として「外部ストレージ対応」「ポインティングデバイス接続対応」「同一アプリ複数起動」等で、かつてPCの次代を担う簡易デバイスとして位置づけられていたはずのiPadが、これではMicrosoft Surface Goに対抗して、絵師に阿ねて、おそらくMacBookより貧相な「パソコン」となって、大幅な後退を余儀なくされたという気がします。

 

せっかくGoogle Driveを契約して音楽/映像データをクラウドからストリーミングできる状態にして、外部ローカルストレージを全廃したというのに、外部ストレージでフルファイルマネジメントができるようになるのなら、それは後退です。
(本来、ファイルマネジメントはアプリにさせるのがタブレットの基本だったはず)


「嫌だったら、今までどおり普通のタブレットとして使えば良いでしょう」と云われればそのとおりなのですが、改元の奉祝ムードをぶち壊すようなこの中途半端なOSの登場は、軽い絶望感を覚えます。

今後私がどうするかは、まず正式版の挙動と動作報告を見てから考えますが、読書端末(Kindle)を別持ちにするか、現在使っているPCを売却してMicrosoft Surface Goを購入するか、とにかく自分の気が収まるようにしておかないと、世界観が崩れてしまいます。

私は絵描きでもないし、事務仕事は会社でしかしませんし、いまさらMacを買う気もしませんし、いまさらPCという不格好で恐竜のような物体の優秀さを見せられるのは悔しいです。

そういうわけで、今回のアップデートに関しては期待よりも不満のほうが多いのですが、PCにせよタブレットにせよスマホにせよツールに過ぎませんし、それらをどのように使い分けるかはその人のライフスタイルによっても異なります。

そういうわけで、現在の所感を綴ってみました。