述而不作 いにしえの未来

占い師の見てきた世の中を語ります 遥か古代から続く終わりの始まりを見据えて

痩せ薬(医師処方)と徹底カロリーコントロールで三ヶ月で6キロ痩せた話

私は持病で糖尿病を患っており、それほどひどい検査数値ではないのですが、やはり体重というかBMI値をなるべく正常値に戻さないと治療の効果が出ないとのことなので、医師に処方してもらっている痩せ薬(痩せるための薬ではなく糖尿病の薬の副作用または間接作用で痩せるということです)と徹底カロリー計算で毎月2キロペース合計6キロの減量に成功したので、その話を書いてみます。

ヤミ入手を防止するために痩せ薬の具体的な薬品名は書かないことにします。また、薬を飲んでも暴飲暴食をすれば痩せません

 1 目標

2019年中にBMI値を25以下(標準体重)に戻す。(現在は軽度肥満)

keisan.casio.jp

 

2 治療薬の効能

3種類あるのですが、1つ目は摂取したカロリーのうち一定量(200Kcal程度)を体外に排出します。

残り2種類は副作用として胃腸の動きを弱めるので、腹が減ってもあまり食べたいと思わなくなります。(夏バテのような状態を連想してください。)

 

3 設定した日々の摂取カロリー

私の身長、体重、年齢及び生活強度から算出した基礎代謝量は1日約1800kcalなので、このエネルギー量を毎日食べ続けるということにします。
(実際に、糖尿病で入院してみるとこれくらいのエネルギー量に調整された食事が出されます。)

 

4 いわゆるレコーディングダイエット

スマートフォンアプリがいろいろ出ているので、好きなものを使えば良いと思いますが、私が使っているのはフィットネスクラブを運営するコナミが出しているアプリです。

設定したカロリーをオーバーすると警告が出され、オーバーした分はその週のうちに調整して、おおむね1800Kcal☓7日=12,600Kcalで収まるように調整する必要があります。

少々オーバーしても大勢に影響はないのですが、オーバーすると相当ビクビクして次の日を少食にしようと心がける感覚が大事なようです。

 

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※右の図について、濃い赤が平均体重曲線、薄い赤が日々の体重曲線で、平均体重曲線が下降していれば、リバウンドはないものと考えます。 棒グラフの赤はカロリーオーバー分です。

 

5 運動

しないよりはしたほうが良いのですが、特に運動好きでもない人が食事制限をしながら運動もするというのは結構なストレスで、その反動で食べてしまうおそれがあります。

そうしたわけで、私の場合は冬は雪かき(生活する上で必要な作業ですが一応カロリーは消費します)、夏は自転車乗り(往復30分程度。ただ乗るだけではつまらないので、ちょうどいい場所にあるイートイン付きコンビニに寄って100円コーヒーを飲みながら一服しています。)

雨で外出できない時は、ラジオ体操をやっています。

 

6 オススメの食べ物

(1)マンナンヒカリ

 

大塚食品 マンナンヒカリ 1.5kg [通販専用商品]

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 普通の米に混ぜて炊くと、ご飯一膳あたりのカロリー数が3割くらい下がります。味は特に気にしなければ普通のご飯と変わりないのですが、世の中には「ご飯真理教信者」のような人がいて、ブランド米を高級炊飯器で炊いたものでなければ嫌だということがありますから万人へのオススメではないですが、古くからある有名なダイエット食品です。

 

(2)お刺身定食(ただし魚類以外のもの中心)

お刺身といっても種類はいろいろですが、魚類以外のもの(ほたて、タコ、エビ、イカなど)はびっくりするほどローカロリーです。

それでも刺身盛り合わせということで見た目の豪華さは変わりませんから、上記(1)のマンナンご飯と組み合わせて食べると一食500kCal以下の定食ができるかと思います。

 

(3)果汁100%ジュースと炭酸水

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これは非常用です。ご飯時間まであと30分くらいのときに猛烈にお腹が空いてお腹がグーグー鳴ることがあるのですが、これを我慢したあとでご飯を食べるとドカ食いの原因になります。

そこでまで果汁100%のジュース(約70Kcal)を一気に飲んで、そのまま炭酸水を飲むと血糖値が少し上がって炭酸の作用で腹部膨満感が起きることで、疑似満腹感が得られます。

その状態でご飯を食べると、ちょうど良いかやや少なめのカロリーで一食済ませることができます。

 

7 生活習慣改善

太っている人は、必ずしも食べ過ぎが原因とは限らず先天的に肥満体質(代謝があまりよくない)であるか、もともと生活習慣病の傾向があったり、また何かの病気の薬の副作用で太っている場合もあり、あまり自分を責めたり、過酷なダイエットをするのは逆効果のようです。

ただ、それを抜きにしても太っている人に共通している事項として挙げられるのは

(1)夜更かしである。(夜更かしの間にいろいろなものを口にする)
(2)極端な偏食である。(好きなものばかりローテーションで食べる)

というケースが多いようで、最低限「早寝早起」は心がけたいものです。

あと、月に1回くらいは食事制限お休みの日を設けるとダイエットが長続きします。(チートデイなる用語で呼ばれています)

私は毎月29日は「肉の日」と決めてあります。この日は自宅BBQを凄い勢いで食べることにしており、これだけ食べると当分肉は食べたくない状態となって、食事制限が長続きします。
ブラジルのカーニバルと同じ理屈です。*1

なお、女性の場合は甘いものへの誘惑が断ち切り難いという方が多いようで、甘いものを食べるのを我慢し続けた挙げ句ついにブチッとキレてホールケーキの一気食いに走るという話を少なからず聞きます。これも月に一度くらいなら良いのではないかと思います。

common-fitness.com

 以上、サプリ会社からもエステサロンやスポーツクラブからも一切お金をもらっていない、純粋な私の体験記ということで書いてみました。どれくらいアクセスがあるか楽しみです。

*1:キリスト教社会でのカーニバル(謝肉祭)は、何かがめでたいから騒いでいるのではなく、復活祭前のレント(四旬節)に入ると肉食や祝い事を控える習慣があるので、その面白くない期間を乗り切るために事前に肉の食いだめ酒の飲み貯めをするというのが発祥です。ただしカトリックだけです。