述而不作 いにしえの未来

占い師の見てきた世の中を語ります 遥か古代から続く終わりの始まりを見据えて

妻との再三の交渉の末に食べ物の好き嫌いを克服した話

「せっかく手間隙かけて作ったのに夫が食べてくれない」とお嘆きの奥様は多いものと思われますし、心中察するに余りあるのですけれども、あまりに酷い偏食は別として、多少の好き嫌いはあって当たり前ですし、作っている妻だって嫌いな食べ物があるはずです。

しかし、栄養があるからとかデトックスになるからとか血液をサラサラにするからとか御託を並べられても、食べたくないものは食べたくないわけですから、あまりに押し付けがましいとこちらもキレて逆襲に出ることにしました。

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俺も嫌いな食べ物は頑張って食べるから君も嫌いな食べ物を食べてくれ

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ということで、次のような交渉にしました。

 

1 僕が嫌いなもの(少なくとも積極的には食べたくないもの)

ブロッコリーやカリフラワー

・生野菜全般(茹でたり焼いたりすれば大丈夫なのです)

・創作料理と称する「代用食」

(「豆腐ハンバーグ」とか「キャベツと長芋のお好み焼き」とかいわゆる本来のハンバーグやお好み焼きではないもの)

・西瓜

2 妻の嫌いなもの

・焼き魚・煮魚全般(特に魚卵や白子がたっぷり入ったもの)

・脂たっぷりの肉

 

3 交渉経緯

(1)僕がブロッコリーとカリフラワーを食べる代わりに、必ず一緒に魚も出して全部食べること(放置しておくとすぐに刺し身を買ってきて誤魔化すので煮魚・焼き魚に限定)

(2)代用食は禁止(豆腐は豆腐として食べればよいので、余計な手間をかける必要はなし)

(3)月に1回は焼き肉の日を設けること

 

この申し出により、妻は「肉は血を汚す」「魚卵には汚染物質が蓄積している」などと言って抵抗しましたが、そういうのはただの言い訳に過ぎないので却下しました。

 

そうしたわけで、今日の夕食もブロッコリーのサラダとサバの切り身が出るようです。

おしまい。