述而不作 いにしえの未来

占い師の見てきた世の中を語ります 遥か古代から続く終わりの始まりを見据えて

《占い師のセキララ》ぶったまげ占いの記録

占いのお客様は99%までが女性です。

 

ただ、男性の占い依頼も稀にはあるのですが、その稀にしかない事例がかなりぶったまたものなので、よくあるパターンを2、3紹介したいと思います。

 

1 会社のプロジェクトチーム編成

 

5人くらいの男性の生年月日を提示されて、どの組み合わせが最適か鑑定してほしいというご依頼。

 

お話を伺うに、会社の新規プロジェクトの立ち上げに関して選抜した候補メンバーの相性鑑定をお願いしたいとことなのですが、極めて膨大な組み合わせの相性鑑定をするわけで、これは1週間くらいぶっ通しで鑑定する必要があり、当然、鑑定料も高額になりますが、どうやら会社の経費で落とせるらしいのでお引き受けしました。

 

確かに、どの方も「才能あふれる人」ばかりという鑑定結果でした。

 

どうやら、エース級の人材を揃えれば、すごいチームが編成できると考えておられるようですが、実は世の中そう単純なものではありません。

 

能力のある人は当然自己主張も人一倍強いわけですから、リーダーのやり方に意義があれば堂々と言いますし、一度チーム内が険悪になれば仕事が立ち行かなくなります。

 

もちろん、能力のある人は必要ですが、ほかにも黙々と言われたことだけを着実にこなす人や、特に才能がなくてもムードメーカー的な役割を担える人も必要になります。

 

さて、私の鑑定結果をもとにしたプロジェクト。うまく成果を出したのかどうか??

 

2 ギャンブル運

 

(1)次の競馬(●●杯●●レース)で来そうな数字を教えて下さい。

(2)今週のギャンブル運を教えて下さい。

 

そんなものが分かるんだったら、ワシがとっくにやってます!!!

 

3 結婚に幻想を持ち過ぎなカノジョをなんとかしてください

 

えーと、これは男女問わずかなり多い鑑定依頼です。早い話が、どちらかが2回目の結婚で、お相手は初婚。

 

初婚だから当然いろいろな夢や幻想を持ちがちなのは当然なのですが、ご本人は2回目ともなれば、結婚生活の現実を知っているわけですから、「ごく普通の夫婦になりたい」「できれば1回目の失敗を繰り返さないように」と考えます。

 

いずれにしても、初婚と2回目とは結婚観がまったく違いますので、この辺のギャップをどう説明してさし上げるのかも、占い師の仕事だったりします。

 

<いちばん良い占いはテレビやコンビニ放送の星占い運勢です>

 

「今週のいて座は恋愛運絶好調!!」とか「今週のふたご座は体調バテ気味 ゆっくり給養しましょう!」とかいうのは昔から知られていますが、実はコレは意外と当たります。

 

その理由

 

生活にメリハリが付くから

 

というのは、「毎日、家と会社の往復。出会いもないし、いい男がいない」と愚痴ばかり言っていると、あっという間に1年が過ぎてしまいます。

 

でも、今日は恋愛運絶好調と言われて、合コンに行くなり、オシャレをしてみるなり、誰かを誘って見るなりすれば、それなりにご縁も生まれます。

 

一方、体調バテ気味と云われて、早めに帰ってゆっくり睡眠を取れば、たいていの勤め人は日々疲れていますから、体調も回復します。(この場合は、「体調バテない」ほうがよいですね。)

 

日々の運勢ですけど、実は結構真面目に占っていますよ。というのは、世の中にはアマチュア/プロ問わず占いの心得がある方は結構いますので、「このホロスコープの配置で"恋愛運絶好調"はあり得ないだろう」と云われたら困りますからね。

 

そんなわけで、占いは楽しく活用しましょう。