述而不作 いにしえの未来

占い師の見てきた世の中を語ります 遥か古代から続く終わりの始まりを見据えて

川島なお美さん逝去に思う~占い師の視点から<無理は禁物>

女優の川島なお美さんが逝去されたのは9/24のことで、同時に北斗晶さんが乳がんの全摘手術を受けたという報道が流れたものだから、同世代の、特に女性を震撼させているものと思います。

 

www.nikkansports.com

 

川島なお美さんに関するWikiやオフィシャルサイト、さらにご遺族の鎧塚さんのコメントなどから察するに、川島さんは相当な「努力の人」だったようですが、ご本人の女優志願とは裏腹に、どちらかといえば「テレビタレント」という立ち位置だったように思います。

 

ここで私の占い師としてのコメントなのですが、「本当の自分はどういう人間なのか」を知りたがるお客様はとても多く、その答えとしては「それは周囲の人が決めることです」となります。

 

自分のことを一番よく知っているのは自分ではなく周囲の知人なのですが、自分が決めた「あるべき自分」に向けて無理な努力をすると、相当な負担がかかりますから、私は占いのお客様にあまり過大な夢を見させることはいたしません。

 

川島さんも、「あるべき自分」をあまりにも追いすぎて無理が祟ったように思いますので、大変残念なことです。

 

川島さんの逝去に関するブログエントリーは、これから続々出てくると思いますが、ひとまず、哀悼の意を捧げるとともに、現代の病とも言うべき「あるべき自分」について考えてみたいと思います。