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述而不作 いにしえの未来

占い師の見てきた世の中を語ります

お盆なので墓参りに行ってきた 変な墓碑銘の話

世間様では、盂蘭盆ということで墓参りに行ってきました。私の両親も家内の両親も同じ霊園に墓があるので、両方にお参りし、かつ親戚筋の骨堂が禅寺(曹洞宗)なので、そちらにも行ってきました。

 

以前から、「この墓あるいは骨堂は一体何なんだろう?」と首をひねるものがありますので、なんだか紹介してみたいと思います。(写真はないです。)

 

まずは、著名人のユニークな墓のおまとめがコチラ

 

My巡礼墓ベスト

 

こうした人々の墓は、ファンが巡礼に訪れるのでいくら個性的もかまわないと思うのですが、とりあえず一般ピープルのお墓のお話です。

 

(1)骨堂にブリザーブドフラワー

 

昨今増えているのが、仏事用のブリザーブドフラワーです。

 

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そして、骨堂の中にオーナー(檀家)から「造花を捨てないでください」との張り紙があるので、寺が困ったようです。

 

ブリザーブドフラワーは、もともとは生花だったのを特殊加工で枯れないように処理したもので、 こうした花を作るキットも販売されていて、これに「永遠の人生」を仮託しようということらしいです。

 

しかし、これは「花のミイラ」であって、生き物はすべて芽が出て、育って花が咲いて、しおれて、土に戻るという繰り返しこそがいのちの営みですから、少なくとも「永遠に枯れない花」は仏教の教えとは相容れないものがあります。

 

そこで、ついに「造花を飾らないでください」と寺から逆襲の張り紙ww

 

それにしても、きちんとその檀家に仏の教えを説いたのかどうかは不明のままです。

 

(2)変な墓碑銘

 

霊園の場合には、諸宗派や無宗教など何でもありですから、伝統的に「南無阿弥陀仏」のような念仏や、「◯◯家之墓」などももちろんありますけど、生前好きだった言葉やなんとなく有難そうな言葉を書き記した墓も多くあります。

 

しかし、どう考えても思いつきの言葉や、仏教やキリスト教の浅い理解で書いたとしか思えない墓もありますので、ちょっと紹介してみます。

 

●墓碑銘「NEXT」

「次へ」という意味なのでしょうが、どういうことなのかさっぱり???です。

 

●墓碑銘「輪廻転生」

釈迦が超克しようとした古代バラモン教の思想ですが、輪廻転生したのであれば、すでに墓は要らないことになりますので、やはり意味がわからないです。

 

●墓碑銘「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は死んでも生きるのです。」

 

新約聖書の一節で、クリスチャンであることは間違いないですが、きちんと神学的意味を踏まえた上で書かないと、「あの墓からゾンビが出る!!」などと云われそうです。

 

●墓碑銘「無」

 

映画監督の小津安二郎と同じ墓碑銘ですが、おそらくそれとは関係なさそうです。

 

(3)余談

 

私があの世に行ったら、遺骨は両親と同じ共同墓地に納めてもらう予定ですが、家内は自分の実家の墓に入るかもしれず、それはそれで問題ありません。

 

そもそもあの世に行ったあとの遺骨のことまで考えて、それを「終活」と呼んでヒマつぶしにしているよりは、まず生きることに専念したいものです。