述而不作 いにしえの未来

占い師の見てきた世の中を語ります 遥か古代から続く終わりの始まりを見据えて

カッコ悪い洋楽カバー(まとめ)

謡曲とかJ-Popとかいうのは、股旅ソングや、お座敷小唄や、韓国歌謡やらが洋楽が混ざったような、ある意味で奇妙な音楽ですので、良い洋楽があると取り入れてカバーして、なんだかカッコ悪いという例が多々有ります。

 

伊集院光氏の御功績も手伝って、それらの変な洋楽カバーがたくさん発掘されましたので、まとめてみました。

 

(1)尾藤イサオ「剣の舞」

 

なにやら、怪しい女性ダンサーを連れて、剣を振り回しながら熱唱。

オリジナルは、ハチャトゥリアンの舞踊組曲「ガイーヌ」から「剣の舞」

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(2)西城秀樹「愛の園」

 

なんだか宗教めいた歌詞が不気味ですが、オリジナルのスティービー・ワンダー「AI NO SONO」も日本語歌詞ですし、当時「24時間テレビ愛は地球を救う」とかいうのも始まりましたので、日本オファーだと思うものの詳細不明。

 

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(3)「ゆうわく」ローレン・中野、和田弘とマヒナ・スターズ

 

オリジナルは、ポール・モーリアで有名な「オリーブの首飾り」ですが、ものの見事に艶歌にしてしまいました。音源ないのが残念。

 

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(4)九重佑三子「また一人」

 

オリジナルは、ギルバート・オサリヴァンの「アローン・アゲイン」です。タイトルが直訳の上に、なにやらヤケクソ女のボヤキ歌になっているのが笑えます。

 

「♪私としたことが あなたに捨てられて」という歌い出しが凄い珍作ですし、このメロディに日本語を乗せるのは、少々厳しい感じがします。

 

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(5)西城秀樹「抱きしめてジルバ」

 

オリジナルは、ジョージ・マイケルの「ケアレス・ウィスパー」で、アレンジもほぼ踏襲。ものすごくキザな曲調ですが、西城秀樹は洋楽カバーに定評があるのでうまく歌っているものの、オリジナル版も結構ヒットしていたので、西城秀樹のほうがなんだか寂しくなった残念な歌です。

 

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(6)タンポポホテル・カリフォルニア

 

オリジナルは、イーグルスの同名曲「ホテル・カリフォルニア」ですが、こちらはなにやら妙な女性デュオの日本語カバー。

伊集院光氏によると、「こっちのホテル・カリフォルニアは、甲府街道あたりにあるラブホのことに違いない」とのこと。

 

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